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勉強会5/17 「ハンドセラピィ学会報告など」

5/17 今年度初めての勉強会では,4月に開催された「第26回日本ハンドセラピィ学会学術集会」
の参加報告および発表報告.症例報告2題(橈骨遠位端骨折,伸筋腱損傷)の報告がありました.

学会参加報告では,学会の概要と特別講演「神経伝導速度検査の読み方」について.発表報告では
手根管症候群に対する開放術後のピラーペインについての研究報告について発表がありました.
症例報告では,橈骨遠位端骨折に対し創外固定をおこなった症例へのアプローチが一例.伸筋腱修復
後のセラピィについて一例の計2例の報告がありました.

学会報告では,末梢神経障害に対する評価や治療について,討論しながら学ぶことが出来ました.
症例報告では,橈骨遠位端骨折例については,治癒経過に沿ってポイントを押さえてプログラムを実施する
事.また治療に際してノルマ立てをおこない,対象者本人にも理解してもらう事の重要性を学びました.
伸筋腱損傷においては,問題点の優先順位の立て方やプロトコールを十分に理解し,状態に合わせて調整
することの大切さを学ぶことが出来ました.

 

文責:成田