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7/12 勉強会 「のぞいてみよう他病院のハンドセラピィ~橈骨遠位端骨折~」

平成26年7月12日の勉強会では症例相談1例と,特別企画「のぞいてみよう他病院のハンドセラピィ」
をおこないました.症例報告では,切断後のセラピィに難渋している症例についてディスカッションを実施.
「のぞいてみよう他病院のハンドセラピィ」については,それぞれの施設における橈骨遠位端骨折に対す
る治療のながれについて,群馬大学医学部附属病院の徳田先生,太田総合病院の三輪先生に発表して
いただき,その後,評価や治療の進め方の違いや,疑問点などについて発表者と聴講者でディスカッション
をおこないました.
特別企画については,初めての試みでしたが,他施設の方針や治療戦略を聞くこと.またそれについて
活発な討議をすることができ,貴重な機会となりました.

以下に勉強会の様子と,参加者の声を紹介させて頂きます.                文責:成田

<参加者の声>

7月12日のT-HANDs勉強会に参加させていただきありがとうございました。遅れての参加でしたので、症例
発表は拝聴することができず残念でした。

覗いてみよう他病院のハンドセラピィでは、他施設の概要から治療プロトロール、教育体制などの状況を伺う
ことができ大変興味深い内容でした。
特にADL許可のタイミングについては、損傷の状態や創傷治癒過程、ADLの一動作における作業分析も
踏まえて、​セラピストとして根拠を持って患者さんに説明、指導をする必要性を再認致しました。それは手外
科医との密な連携にも大変重要なことであり、「Dr.がそう言ったから」であってはならないと耳が痛い思いでし
た。
毎回、症例呈示やご講義をしてくださる先生方、参加者の皆さんの熱い思いに触れ、翌日からの臨床にまた
真摯に向き合わなければと身の引き締まる思いです。

今後ともよろしくお願い致します。

国立成育医療研究センター リハビリテーション科  上原 和美先生

<勉強会の様子>

201407①201407②201407③