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lecture-skill Brush up 「CRPSに対するハンドセラピィ」

11月16日の勉強会では,lecture-skill Brush upとして,聖マリアンナ医科大学病院の
大森みかよ先生をお招きし,「CRPSに対するハンドセラピィ」についてお話しして頂きました.
CRPSの病態や診断,また豊富な経験を含めた治療法についてご講義頂き,ハンドセラピィ
において難渋する「痛み」へのアプローチを勉強することができました.
以下に勉強会の様子と参加者の声を紹介致します.

<勉強会の様子>

Brushup201311①

<参加者の声>

11月16日のT‐HANDs勉強会は、症例報告と聖マリアンナ医科大学病院リハビリテーション部の
大森みかよ先生による特別講義『複合性局所疼痛症候群(CRPS)に対するハンドセラピィ』の2部制
という充実した内容で学ばせて頂きました。

症例報告では、自分も多くの事で悩んだ経験のある関節リウマチの事例報告でした。施行した
人工肘関節のプロトコールに沿ってのリハビリだけではなく、ADL動作を通しての評価の大切さや、
各評価項目への細かな指導など会長である仲木先生や阿部先生、参加していた先生方からの多く
の意見を聞く事ができ、今後の臨床で活かせる工夫や視点を学ばせて頂きました。

特別講義では、何度もアプローチに難渋し、頭を抱える事ばかりのCRPSについて学ばせて頂きました。
疾患についての基礎的な知識から、実際に先生が経験された臨床でのアプローチ方法、患者様への
関わり方など細かい部分まで御講義頂き、大変勉強になる貴重な時間になりました。

仲木先生をはじめ会場を準備して頂いたせんぽ東京高輪病院の先生方、特別講義の為に御越し頂いた
大森先生、T-HANDsスタッフの皆様に厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。

                    荻窪病院 関澤遼平