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令和元年11月16日 勉強会

11月16日 TーHANDs勉強会は新宿区にあるSOBIZGATESで執り行われました.
勉強会では,片岡先生と須賀先生より,複合損傷の症例に関する報告を2件と,
荒木先生より肩関節周囲炎の評価について講義がおこなわれました.

<参加者の声>

片岡先生には,熱傷と腱損傷の複合損傷手に関する症例提示をしていただき,受傷直後からのセラピィの
展開を参加された先生方と検討しました。
須賀先生には,骨折と腱損傷の複合損傷手に関する症例提示をしていただき,骨折や腱損傷の治癒過程を
多面的に評価し,明確に治療の優先順位を計画してセラピィをおこなっていくことの重要性を学びました.
今回の症例報告は複合損傷手のセラピィについて学び,残されている機能や今後獲得が期待できる機能.
獲得が困難で代償が可能である機能など,的確に選別しつつ、症例のニーズに応えられるようにすることの
難しさを考えさせられ,勉強になりました.

荒木先生には、肩関節周囲炎に関する評価や基礎,その対応についてご講義していただきました.
臨床で頻回に診ることのある肩関節周囲炎の基礎や評価を復習ができました.また,ADLへの応用について,
日常生活でどのように肩を動かし,その動かし方からどのように治療へ応用していくかなども学べ,日々の
臨床へ活かしていければと思いました.

JCHO東京高輪病院
東田翔平